屋根と外壁の工事は高所作業となりますので、メンテナンス工事をするときはかならず足場を設置します。
足場は工事をした後に撤去してしまいますから、いまいちその価値を実感しにくいかもしれませんが、
足場は工事の品質と作業する職人の安全性の確保などの役割を担っています。

もし、不安定な場所で工事をすることになってしまったら当然ですが工事の品質は落ちてしまいます。
足場は15〜25万円ほどと高額ですから、できるだけ効率良く使っていくことが重要。
屋根と外壁は一緒に工事をしておいた方がいいという理由は、この足場にあります。

足場は1回設置するだけ15〜25万円万円ほどかかります。
2回設置すれば30〜50万円、3回設置すれば45〜75万円、と設置するたびに費用がかかるため、足場が必要な工事はできるだけ一度で済ましておく方がコストが安くなります。
もし、屋根と外壁を別々のタイミングで工事をすると2回足場を設置するため、一緒に工事するよりも1回分の足場代が余分にかかってしまいます。
屋根と外壁を一緒に工事をしておけば、なんと15〜25万円も節約することができるんです！

1回の足場設置で工事を済ませば、浮いた分の費用は今後のメンテナンス費にまわすこともできますし、生活費に活用することもできます。
建物のメンテナンス工事は一回の工事費用で見るのではなく
将来的に必要になる工事とトータルコストを考えて計画することが大切です。